Media Art

アート分野


メディア科学科アート分野について書かれています。

メディアは精神・身体の表現行為である芸術の分野にも拡張してきました。
今日、メディア・アートと総称されるこの分野を、
ビジュアル、音響、パフォーマンスなどを切り口に、
芸術と情報の関係を追究していきます。
表現のツールとしてメディアを駆使できるエキスパートの養成、
すなわち情報を編集し、的確に表現する理論と技術を身につけるのがアート分野です。
さらに、これからの情報表現に要求されるメディア技術について
研究することも可能です。

Webサイト作品例

I.レオニドフ「重工業省庁舎」案(1934年)のCGによる再現

Professor's Message

いつの時代にも新しいメディアの登場は、アーティストの表現を拡張し、時に はアートの枠組すら変革してきました。150年前の写真、そして現在のコンピュー タがそうです。あらゆるモノが情報化する中で、依然として絵画や彫刻など素 材に訴える表現も存在します。メディア科学科で、これからの絵画、彫刻、映 像、音学、パフォーマンス、そして建築空間を共に創造し、21世紀のアート・ シーンへ第一歩を踏み出しませんか。

幸村 真佐男 教授

担当授業科目:造形基礎1、メディア・アート概論、情報芸術論、メディア・ アート1、メディア・アート2、造形計画
1943年東京生まれ。多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。在学中にCTGを 組織し黎明期のコンピュータアートの展開にかかわる。1995年ベネチュア・ビエ ンナーレ展、1998年バベルの図書館展(NTT ICC)などの展覧会・個展多数。 コンピュータグラフィックス、メデイアアート、アースワークなど芸術とメデ イアの相互作用をどのように考え設定するかが作品制作と研究のテーマである。 筑波大学講師、京都芸術短期大学教授、東北芸術工科大学教授を経て2000年4 月より本学教授に就任。

Atau TANAKA 講師

担当授業科目:造形基礎2、五感と芸術、ネットワーク・アート論、パフォー ミング・アート論、オーディオ・デザイン1、オーディオ・デザイン2
Born 1963. Studies at Harvard University, Peabody Conservatory, Stanford University. 1992-95: Research at IRCAM, Paris. 1996: Artistic Ambassador, Apple France. 1997 - performance project, ICC Tokyo. 1998: Special invited professor, Keio University SFC, 1999: Guest professor, Wakayama University. Network music research, NetFIVE Ltd. under a grant from the Post & Telecommunications Ministry.

大泉 和文 講師

担当授業科目:造形基礎1、計算機リテラシー2、空間造形論、ディジタル美学、 空間造形1、空間造形2、造形計画
筑波大学大学院修士課程芸術研究科修了。CGとインスタレーションの作品 "media+architecture"で「第1回コニカプラザ・アーティストプライズ賞」 受賞(1991)。未完の建築をCGで再現した「未来都市の考古学」展(東京都 現代美術館ほか巡回,1998)、「デジタルアート・スプラッシュ!」展(福島 県立美術館,1998)などに発表。コンピュータと工房を行き来しつつ、CGとイ ンスタレーション作品の制作を進行中。

上芝 智裕 講師

担当授業科目:造形基礎2、ビジュアル・デザイン論、視覚情報デザイン論、 ビジュアル・デザイン1、ビジュアル・デザイン2
京都芸術短期大学映像専攻コンピュータグラフィックスコース専攻科修了。 1991年より、京都のアーティストグループ「dumb type」に参加。「PH」「S/N」 「OR」などのパフォーマンス作品で、コンピュータプログラムと映像の制作 に携わる。インスタレーション作品として「戦後日本の前衛美術展」(グッゲ ンハイム美術館ほか巡回,1994)など出展多数。個人としての活動には、東京 都写真美術館・ワークショップでの講演やCanonアートラボWEBサイトの立ち上 げなどがある。

曽我部 哲哉 助手

担当授業科目:計算機リテラシー2
東北芸術工科大学大学院芸術工学研究科修了。ビデオインスタレーションを主 に制作している。インターカレッジテクノアートワークス展(東京国際美術館, 1995)、ビデオインスタレーション「p」(東北芸術工科大学収蔵,1998)な ど。
1999.12.22.
[email protected]